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⑦下宿さがし その1

☆3月30日(日)☆

いよいよ,出発の日である.連れ合いがお見送りに来てくれる^^ お互いの写真をポラロイドで撮って,メッセージを書いて交換.5月の連休まではしばらく会えない...(涙)
日本を発つ前に,なぜか不二家のホットケーキをほうばるわたしであった.うんまい.

この日から,下宿がみつかるまでの間,Mさんの家に居候することに.結局3泊させてもらった.感謝.Mさんの家は,ヨンデからほど近い,ヨニドンというところにある.シンチョン(新村)からだと,1番のマウルボス(ちっちゃなバス.「町内バス」といったところか)ですぐ.ワンルームで,10畳ぐらいのお部屋にトイレ・バスタブ・シャワーつき.時々,ボイラーが故障するのが難点だけど(実際,その後,わたしのの部屋のシャワーを貸したことがある),それ以外は快適だそう.バスタブつきの物件なんて,なかなかないもんね.

<下宿を探す>

わたしのほうは,3ヶ月限定のソウル生活なので,Mさんのように保証金を預けて,ワンルームを借りるなんてわけにはいかず,当然下宿を探すことになる.シンチョンは,学生街で人気があるエリアなので,下宿費(ハスクビ)も他の地域に比べると若干高め.朝夕2食ついて,ひと月40万ウォン(日本円で約4万円)ぐらいが平均か.

下宿探しは,

①ネットで情報検索.良さそうな物件があったら,メールを送り,返事を待つ 
②実際に,シンチョンの下宿街に足を運び,とにかく見て回る

――の2本立てでやることにする.Mさんの好意に甘えて,彼女の会社のPCを使わせてもらい(すみません),①を実行.

そしたら,早速返事が来たものが.文章がものすごくきちんとしていて,感じが良さそう.この人がいる下宿だったらいいかも,と思い,すぐ電話.さっそくその日の午後2時に会う約束を取り付ける.

行ってみると,まずメールの相手(Aさん)が出てきて,下宿のおばさんを紹介してくれた.ものすごい美人なのでびっくり.今空いている部屋を見せてもらう.40万ウォン,45万ウォンの部屋が空いていた.思ったより,若干狭いのが気になった.3人でひとつのシャワーとトイレを共同で使うとのこと.ほかの部屋はないのか,と尋ねたところ,予算とはだいぶちがうが,ワンルームみたいな部屋が空いているとのこと.

屋上にふた月前に新しく作った部屋とのことで,4部屋しかない.日本でいうところのワンルームとまったく変わりない作りで,シャワー・トイレつき.部屋にはベッド,本棚,机,冷蔵庫があらかじめ置いてあり,その点も魅力的.しかし,ひと月55万ウォンは高い…よく考える,と言って,その場は辞す.

それにしても,このおばさんは面白い.ほかの下宿もいろいろみて決めたほうがいい,とアドバイスしてくれたり,初対面にも関わらず,わたしの韓国語を直してくれたり.居間のテーブルには,下宿生たちの写真がたくさんあった.どうも,日本人と在日が圧倒的に多いようだ.




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